<理事長・挨拶>
 私たち大人は今、どれだけの夢をもっているのでしょう。その夢に向かって走っている人がどれだけいるのでしょうか。
自分達が子供の頃を思い出してみましょう。小学生の頃は、「将来僕はプロ野球の選手になる」「将来私は看護婦さんになる」と夢をもっていました。高校生の頃になると、大学に進学してこんな職業につきたいとか、卒業したらすぐ就職して早く社会に出て、自分の力でお金を稼ぎたいなど、もう少し現実的に将来を見据えた夢を描いていました。
現在の私たちはどうでしょう。毎日毎日仕事に追われ夢を見ること、持つことを忘れてしまっています。小学生や高校生のキラキラ輝く目を見たとき、夢を描き、夢に向かって進むことの大切さを思い出しました。自分の夢、自分の住んでいる街に対する夢を一人一人がもち、実現させるために行動することがこれから大切なことと感じました。

小学生のみんな
 ビオギッズのみなさん一年間楽しかったですか?友達はできましたか?自然が好きになりましたか?
みんなで藪田川を観察して、どんな生き物がいるか四季を通じて生き物が多い時期、少ない時期がありましたね。ぬかるみに足をとられドロンコになったビオキッズもいました。
みんなで考えたビオキッズの里はみんなの宝物です。これからも時々は来て観察してください。できれば友達といっしょに来てください。
今回の体験で自分なりに得たものをこれからも大切にしてください。

高校生のみなさん
 一年間ありがとうございました。私たちは高校生との交流が今までありませんでした。
したがって最初から手探り状態でのスタートで戸惑いもありました。
自分達が高校生の頃はまちのことなどたぶん考えたことはなかったでしょう。しかし、今考えると高校生の頃から自分達の街について考え、夢をもつことはできたなと思いますし、これからのまちづくりにはもっともっと若い人達の考えを盛り込むべきとだと思います。是非今回を機会に自分達の街について意識し、どんな街にしたいか夢をもってください。高校生のみなさんも他の高校との交流が出来たと思います。今後も友達を大切にしてください。

最後に
 小学生・高校生との交流を通じて、私たちはどのようにすれば楽しく参加してもらえるか工夫をしました。「しばちゃん賞」や「バーベキュー」などです。事業を成功させるためにどの部分に注意をして進めていかなければならないか、このようなことを考えることもトレーニングです。事業当日のために事前に下見をしたり仕込みをしたりすることの大切さを委員会のメンバーは感じたと思います。
その場所にじっとしていればなんの変化もありません。それも幸せと感じる人もいるでしょう。しかし、考え行動することにより変化があり、自分の経験が増え、新しい発見や気づきがあります。これも幸せなことと思います。
ビオトープなんか知らない。高校生との交流は今までしたことがない。という初めての経験を今年は行いました。メンバーの心の中に大なり小なり変化があったと思います。その変化を今後の自分の生活、青年会議所活動に活かしていただきたいと思います。
私は夢あふれる未来のために、大きな一歩を踏みだせた事業だったと確信しています。

 自然環境委員会・夢づくり委員会のみなさん本当にありがとうございました。
そしてこの二つの事業を理解していただき参加された小学生・高校生のみなさん本当にありがとうございました。



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