<副理事長・謝辞>
 2001年度における、社団法人藤枝青年会議所の全体事業「夢づくり21」を担当させていただきました。全体事業「夢づくり21」は二本の柱から構成されています。第一には自然環境委員会が担当する「ビオキッズ体験学習」と、第二には夢づくり委員会が担当する「ATOM NET」があります。
 「ビオキッズ体験学習」は、市内の小学生と一緒に「自然の大切さ」「自然の必要性」「人とのふれあい」を学ぼうと活動してきました。その具体的事業として、ビオトープの製作を委員会が立案しました。しかし、場所の選定には苦労し、藤枝市役所の各課と打ち合わせをさせていただく中で、都市建設部 道路河川課のご理解とご協力を得ることができたのは、とても光栄な事でした。そこで、決定したのは藤枝市中藪田の藪田川にあります「カワバタモロコ」の保護池周辺になりました。この地は、従来から藤枝市 都市建設部 道路河川課と「カワバタモロコを保護する会」によって、現在、絶滅危惧種としてレッドデーターブックに載っている「カワバタモロコ」を保護している場所です。そして、市内各小学校の協力を得て、小学生・藤枝市・市民団体「カワバタモロコを保護する会」そして、社団法人藤枝青年会議所の4者による事業が始まったのです。
 「ATOM NET」では、今、若者が何を考え、何に戸惑い、何に歓喜するのか。そして、このまちの未来に何を期待するのかを、次の世代を担う高校生たちとともに、社会の現状を踏まえ、未来のまちづくりを模索したいと活動してきました。しかし、過去、青年会議所の事業の中で、高校生を対象としたものはまれであり、思春期である高校生ということと共に、学業やスポーツなどにおいても忙しいのではないかという懸念がありました。委員会では、まずこの大きな課題を乗り越えるべく、学校関係・知人を含め各方面を奔走しました。その甲斐があり、市内在住の高校生・市内の学校に通ってくる高校生、その中も男女問わずいろいろな学生に集まってもらうことができました。
 それぞれの事業の内容については、報告書に記載されているとおりです。今回の事業は、一年間を通しての事業、「ビオキッズ体験学習」「ATOM NET」合わせて9回の事業を行うという過酷なものでした。しかし、藤枝市からは補助金をいただき、ビオトープの場所を提供していただくと共に、休日の見学会には「総合グランド」の説明をしていただきました。「カワバタモロコを保護する会」をはじめとする市民団体の皆様には貴重なご意見をいただくと共に、一緒になって参加していただきました。中でも山田辰美先生・金川直幸先生には本当にお世話になりました。そして何よりも、参加していただいた小学生・高校生の皆さん。そしてご理解をいただきご協力していただいたご父兄の皆様・各学校関係者の皆様に厚く感謝すると共に、御礼申し上げます。
 最後に、一年間がんばってくれた両委員会のメンバー、それを引っ張って来てくれた両委員長、そして社団法人 藤枝青年会議所のメンバー皆さんに感謝致します。
 皆さん、本当にありがとうございました。



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